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安田処分撤回署名の提出行動を行いました

署名受け取らず! 山極総長は安田委員長の処分を撤回しろ!

「呼びかけ団体」名の記載を指さし「何て書いてある?」と発言する厚生課掛長・藤井厚生=右=

 

 オープンキャンパスでのビラまき弾圧に抗議した安田淳敏委員長(文学部)=写真中央=の無期停学処分(2018年2月)の撤回を求める1662筆の署名を11日、京大当局に提出しました。

 この行動は文学部による「補導面談」に合わせたものです。18年4月からほぼ毎月、処分当時の文学部長である平田昌司が、安田くんから「反省する」との言質を得るためにこの「補導面談」を行っています。

 懲戒規程上、停学解除の審議は部局から本部への上申をもって始まります。そこで、処分に伴って学内立ち入り禁止となっている安田くんを正門まで迎えに来た平田にまず署名を突きつけました。「本部に渡せ、窓口までは連れて行く」とのことだったので、有志学生とともに移動しました。

 窓口では厚生掛長・藤井ら3名の職員が対応。彼らは「同学会が関わっているものは受け取らない」「関わってるかは知らないが書いてあるだろ」など転々としつつ受け取りを拒否しました。実際に厚生課が突っぱねたのは、1662名の学生・市民からの申し入れです。

 

「(署名は)本部に渡せ」と答弁する平田前文学部長=中央=と、弾圧専門警備会社フォールズの警備員=右奥=

 

 その後の「補導面談」で、平田は「反省文を書かないと上申は難しい」旨を発言。文学部が上申した停学期間である「5ヶ月」をすでに1年以上超過する中、あくまで「無期停学」の不当性を認めず屈服を迫る立場にあり続けるということです。

 9月には学友や立て看板を弾圧職員から守ろうとした3学生が無期停学処分を受け、さらにキャンパスで創作物の展示とパフォーマンスを行った1学生が処分を検討されています。処分の基準も、その背景として「昔とは違う」と言われる社会常識も、権力・当局と学生・市民との力関係によってこそ変動してきました。新たな処分それ自体が、学生の徹底管理を既成事実化・常識化しようとする攻撃です。署名の拡大で本部・文学部双方に圧力をかけ、撤回を勝ち取りましょう!