· 

交通規制 勝手に決めるな!

「環境安全保健機構」「施設部」が 発表した「交通安全対策」
「環境安全保健機構」「施設部」が 発表した「交通安全対策」

11月8日に突如として発表された「交通安全対策」が、25日から27日まで「試行」されています。
この取り組みは「環境安全保健機構」「施設部」の名義で発表されていますが、いつ、どこで、どのような議論を経て決定されたのか一切明らかにされていません。京大ホームページは「要所に人員を配置し、構内安全に万全を期して交通規制を行います」と宣言していますが、具体的にどのような現状を改善しようとしているのかすら不明です。

学生がツイートした時計台広場の「景観」
学生がツイートした時計台広場の「景観」

京大では、電車・バス通学の人を含む多くの学生が自転車を利用しています。生協の新入生向け冊子に「歩いて移動していたのでは(授業に)間に合わないことも」と書かれているように、自転車はキャンパスライフの必需品です。学生・教員の意見を聞かずに規制を押し付けることは端的に不当であると同時に、当局自身がしばしば盾に取る「教育・研究」に影響を及ぼします


もちろん、自転車の接触事故などは防がなければなりません。むしろ、それこそが学生自治会の本来取り組むべきテーマです。しかし、当局は実態のある全学自治会の存在を認めていません。今回の交通規制は学生の自主管理能力を否定する管理強化攻撃の一環です。


すでに京大当局は総合人間広場への自転車の入構を禁止していますが、通行と出構は可能です。これは通行禁止策動が学生の実力で粉砕された結果です。一方的な規制にあきらめるのではなく、団結して何ができるか考えていきましょう。同学会運営会議にぜひお集まりください!